電話の市外局番は、地域ごとに2桁から5桁までさまざまな長さがあります。この桁数の違いには、実はシンプルな理由があります。
電話の需要が多いほど、桁数は短くなる
市外局番の桁数は、その地域の人口・電話の需要と密接に関わっています。需要の多い大都市ほど短い局番が割り当てられ、需要の少ない地域ほど長い局番になります。横浜(045)・神戸(078)は2桁、栃木や鳥取は3桁、郡部や小さな街になると5桁になることもあります。
「03」「06」は東京・大阪だけの1桁局番
市外局番の頭には「0」という国内プレフィックス(国内通話であることを示す記号)が付きます。これを除いた実質的な市外局番が1桁なのは、東京の「3」と大阪の「6」だけです。全国で最も電話の需要が集中する2つの巨大都市にだけ与えられた、特別な短さなのです。
地元の要望で「大阪局」に入った尼崎市
兵庫県尼崎市が大阪と同じ「06」を名乗るようになったのは1954年のことです。日本電信電話公社(当時)が電話網の整備を進める中、尼崎市や地元の経済団体が「市全域を大阪局に編入してほしい」と要望したことがきっかけだとされています。地理的な近さだけでなく、地元の意向によって局番の区割りが決まった一例です。
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