都道府県庁の建物や公用車、封筒などで目にする「都道府県章」。それぞれの地域の歴史・文化・風土を反映したデザインが施されており、由来を知るとぐっと味わい深くなります。
県名の漢字・アルファベットを図案化するパターン
最も多いのが、県名に含まれる漢字やローマ字の頭文字を抽象化・図案化するパターンです。例えば栃木県章は「栃」の字を抽象的にデザイン化したもので、左上の3本の矢印は「栃」の木へんを古代文字風にあしらったものだとされています。
地形をモチーフにするパターン
青森県・鹿児島県・静岡県などは、県の形や象徴的な地形を抽象化したデザインを採用しています。県境という抽象的な線が、そのままシンボルマークのモチーフになっているケースです。
特産品をモチーフにするパターン
茨城県章は、バラのつぼみが開き始める様子をダイナミックに図案化したもので、「先進性」「創造性」「躍動」「発展」を表現しています。愛媛県など、県の特産品をモチーフにした県章を持つ地域もあります。
まがたまをモチーフにした埼玉県章
埼玉県章は、まが玉16個を円形に並べたデザインです。「埼玉」の県名の由来とされる「幸魂(さきみたま)」という言葉の「魂」が「玉」に通じることから、まが玉がモチーフに選ばれました。1つの図案の中に、県名の由来まで織り込まれている珍しい例です。
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