全国1,850町のデータから見つけた、意外な数字5選

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全国1,850町のデータから見つけた、意外な数字5選

2026年8月26日

MACHI.では全国1,850の市区町村について、財政・医療・住宅・生活コストなど様々な統計を独自集計しています。その中から、思わず二度見してしまうような数字を5つ紹介します。

**① 財政力指数2.02、愛知県飛島村**

財政力指数は自治体の自主財源の割合を示す指標で、1.0に近いほど地方交付税に頼らない財政運営ができていることを意味します。全国平均は0.53ですが、愛知県飛島村は2.02。1.0を超えるだけでも珍しいのに、その倍近い数字です。人口4千人台という小さな村でありながら、名古屋港に隣接する臨海工業地帯を抱え、大規模な企業からの税収が住民一人当たりに換算すると突出して大きくなることが背景にあります。ちなみに財政力指数が1.0を超える市区町村は、全国でわずか35(集計対象987町のうち)しかありません。

**② 人口1万人あたり病院41.9件、大阪市中央区**

全国平均は人口1万人あたり8.44件です。大阪市中央区は41.9件と、実に5倍近い密度になります。大阪の中心業務地区であり、大病院・専門クリニックが集積しているためで、昼間人口(通勤・通学者)を含めると実質的な医療アクセスはさらに高くなります。

**③ コスパスコア81点、京都府宮津市 / 12点、神奈川県川崎市**

MACHI.独自の「コスパスコア」は、家賃・生活コストの低さと生活利便性のバランスを表す指標です。日本三景・天橋立で知られる京都府宮津市は81点と全国トップクラス。一方、東京都心へのアクセスが良く地価の高い神奈川県川崎市は12点にとどまります。利便性の高さは、そのまま生活コストの高さと表裏一体であることがよく分かる対比です。

**④ 持ち家率96.4%、大阪府豊能町 / 14.1%、大阪市浪速区**

同じ大阪府内でも、持ち家率は町によって大きく異なります。大阪市近郊のベッドタウンである豊能町は96.4%とほぼ全世帯が持ち家です。一方、都心部でワンルームマンションや商業ビルが密集する大阪市浪速区は14.1%と、賃貸中心の住宅事情になっています。同じ都道府県内でも、住宅事情がここまで両極端になるのは興味深い点です。

**⑤ 人口327人、東京都利島村**

「東京都」と聞いて思い浮かべるのは高層ビルや人混みかもしれませんが、伊豆諸島に浮かぶ利島村の人口は327人です。同じ東京都内で最も人口が多い区市町村と比べると、その差は数千倍にもなります。ちなみに全国で最も人口が多い市区町村は横浜市の377万人で、利島村の1万倍を超えます。同じ「市区町村」という単位でも、これほどの振れ幅があること自体が、日本の地域の多様性を物語っています。

こうした極端な数字は、平均値だけを見ていては気づけません。全国の市区町村データを横断的に見ることで、それぞれの町が持つ個性がより具体的に見えてきます。気になる町があれば、ぜひ個別ページで実際の数字を確認してみてください。

FURUSATO TOKUSHU

人口減少が深刻な町を、データで知り、応援する

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この記事はMACHI.編集部が中立的な立場で執筆しています

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