地域史
山口県、30年の物語――85年ぶりの130万人割れと、2年連続で過去最多を更新する外国人宿泊者
2026年8月16日
2025年国勢調査の速報値によると、山口県の人口(10月1日時点)は126万4,006人で、2020年の前回調査から7万8,053人(5.8%)減少しました。減少数・減少率とも過去最大で、8回連続の人口減少となっています。県内19市町すべてで人口が減少し、男性60万1,651人(5.5%減)、女性66万2,355人(6.1%減)という内訳でした。
山口県の人口は1985年をピークに減少が続いており、今回の国勢調査で85年ぶりに130万人を割り込みました。世帯数は58万7,131世帯で前回比1万1,693世帯減少、1世帯当たりの人数は2.15人とさらに縮小しています。
一方、観光の分野は好調が続いています。2024年に山口県を訪れた観光客は前年比4.5%増の3,241万人となり、外国人宿泊者数(延べ数)は前年比約3万4千人増の12万5,530人で2007年以降最多を記録しました。そして2025年、観光客数は3,342万人余(前年比3.1%増)とさらに増加し、外国人宿泊者数は16万人余に達して2年連続で過去最多を更新しています。
85年ぶりに130万人を割り込んだ人口と、2年連続で過去最多を更新し続ける外国人宿泊者数。山口県のこの30年は、住む人が着実に減っていく現実と、訪れる人、とりわけ海外からの旅行者が年々存在感を増していくという、対照的な二つの流れが同時に進んできた歳月です。
FURUSATO TOKUSHU
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この記事はMACHI.編集部が中立的な立場で執筆しています
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